わが国全体に及ぶ少子高齢化と、大都市への一極集中化による過疎化の進行により、地域の経済活動、文化活動、教育活動への活力や情熱の停滞、低下が問題となりつつあります。
地域活動の活性化に向けて、自治体等の支援（公助）も重要ですが、地域が本来持つ資産（ソフト及びハード）を最大限活用しつつ、住民一人ひとりが自ら目的意識をもって活動し（自助）、地域住民の連携（共助）により自主的な活動を継続することが望まれています。
私たちは、任意団体「鹿児島マーケティング活性化研究会」として毎月一回勉強会を開催し、主に中小企業や団体、商店街などの活性化並びに地方自治体の活性化に関して、調査、ヒアリング、討論等を行い、随時社会的提言を行なってきました。
また、平成24年度には、メンバーの一人が地方自治体の集落活性化事業作成を受託したことから、これに参画し、現地踏査や住民対象のヒアリング等を行い、企画提案及び計画書の作成を支援しました。
現在、当会には、農・畜産、経済・会計、保険・健康、輸出入、地域計画、観光、教育、ICT、報道・マスコミ、文化・スポーツ等々約25名の多様な専門性と実績を持った会員が参加しており、その専門性を最大限活用し、多角的な面から地域の活性化を支援して行きたいと考えます。
県内企業の経営ダイナミズムによる本県経済の発展と住民主体による地域発展を高め、「家庭・地域・企業が元気な鹿児島」を実現するという我々団体の理念を実現するために、ＮＰＯ法に基づくＮＰＯ法人格を取得の上、より積極的な活動を通じ、心豊かな地域社会づくりに貢献する所存です。
平成25年10月2日